
所長 小野 隆(おの りゅう)
公園が今の社会に果たせる可能性はどんどん膨らんでいますし、そこへの期待も大きなものとなっています。公園にかかわるものとしては、これに応える必要があります。
しかし、人というものは変化よりも安定を求めます。社会の動向に応じて変わるためには、相応の意思が必要であり、その意思を支えてくれるのは使命感ではないでしょうか。
「変える」ことが目的なのではなく、必要に応じて自ら「変わる」ことが大切です。公園の可能性を共有して公園にかかわる事がすばらしいと皆が思ったとき、魅力的な公園が生まれます。私たちはこの魅力的な公園を世に拡げてまいります。
皆さま方の暖かいご支援、ご協力をお願い申し上げます。

主任研究員 恵谷 真(えたに まこと)
公園に携わる仕事を始めて20年。相変わらず、公園について考え出すと切りがありません。
わかったのは、ひとつひとつの公園はすべて違っていて、公園の数だけ、関わる人の数だけ思いや悩みがあるという当たり前のことぐらいです。
そういう方々の思いを形にし、悩みを解くお手伝いができればと考えています。

主任研究員 長谷川 利恵子(はせがわ りえこ)
平成18年度から導入された指定管理者制度は、3回目の指定管理期間に入りさらに次回の公募に向けた準備が進められています。公園という平和な空間を対象にした戦いは、静かに激化しています。私たちは、指定管理の公募に勝つことはもちろん、選定後の運営についてもトータルにお手伝いします。
-子どものころ毎日遊んでいた公園。
大人になっていつのまにか行かなくなってしまった公園。
また、あのころのように用事がなくてもつい行きたくなって、公園でのんびりたり、出会ったり、遊んだりしませんか。

主任研究員 小栗 大介(おぐり だいすけ)
公園とIT。一見、あまり関係のなさそうな両者ですが、実は公園の管理運営におけるIT化は進んでいます。
例えば、公園管理の現場でのさまざまな情報を蓄積するためのデータベースソフトや、その情報を分析するためのGISソフトや表計算ソフトは、もはや欠かせないツールになっています。
企業向けのシステム設計やシステム開発をしてきた経験を生かし、公園とITのより良い結びつきをご提案をできればと考えています。

研究員 宮﨑 昌幸(みやざき まさゆき)
皆さんにとって公園はどんな場所ですか。
私にとって公園は、休日の癒しの場所です。
変わらずそこにある場所として、当たり前のように利用していましたが、公園に携わる仕事をするようになり、誰もが楽しく公園で過ごせるように沢山の方々が関わっている事を知りました。
これからも公園が皆さまの日常を少しでも彩る存在であり続けるようサポート出来たらと思います。

研究員 日高 真吾(ひだか しんご)
少子高齢化の進むこの国で、人々が集い、自然や遊びを楽しむ場の役割は重きを増すばかり。こども達の歓声が響き、青々とした芝生に木洩れ陽がさす。そうした公園の魅力を磨く大切な営みを、お手伝いすることに喜びを感じます。専門はGISなどを用いた情報分析やシステム設計で、情報技術の面から公園の管理運営をサポートします。

公園は街の窓です。
窓のない部屋に住むことは健康的とは言えないのと同じように、自然を感じられない街に住むこともまた健康的ではありません。
少しでもウェルビーイングを高められる、街に大きくてきれいな窓をたくさん提供できる仕事をしていきたいと思います。
一般社団法人公園からの健康づくりネット事務局長
大阪芸術大学建築学科准教授

私にとって公園は小さいころ遊んだ遠い記憶の場所でしたが、この仕事に携わるようになって、公園の役割や管理や運営のために様々な工夫が行われていることを知りました。
公園は私たちのすぐ身近にありますが、一般の人からの興味は薄いように感じます。もっといろんな人に公園を意識してもらい、気軽におしゃれに利用し、活用できる公園づくりができたらいいと思います。

公園は世の中にたくさんあり、関わる人も大勢います。身体を動かすことで健康になれたり、自然の中でコミュニケーションが取れたりと、誰でも自由に使えるところが、魅力のひとつです。
気がついたら足を運んでいた、日常の続きに存在するような公園が増えると嬉しいです。何度も訪れたくなるなど、それぞれの場所に合ったニーズを模索し、様々な課題を解決しながら、より良い公園へと導くお手伝いができればと思います。

総務 春日 紀衣 (かすが きえ)
私にとって公園とは、友だちと遊んだり、ペットの散歩やウォーキングしたり、子どもから大人まで幅広く人に出会える場でもあると思います。公園は交流の場、身体を動かせることができる場、ひとそれぞれ公園を上手く活用しながら身近ですぐ行ける多機能な公共空間だと思います。
公園という身近な空間が、地域住民の遊ぶ場や人との交流の中心という場になってほしいなと思います。

経営顧問 糸谷 正俊(いとたに まさとし)
私が育ったのは、空襲で焼けたあとの復興区画整理で甦った小さなまちでした。
その一角にできた公園は、おとなにもこどもにも、夏でも冬でも朝から晩までいろんなことに利用され、戦争の痛手から地域に元気を取り戻すとても大切な緑のコミュニティー空間となりました。激しい競争や格差を生む現代社会の中で、自由にのびのびできる公園空間は地域の大切な宝です。公園などの公共空間を、どうすればもっとみんなに愛され喜ばれる宝ものにすることができるか。PMLはこの方法を見つけ、実際に取り組んでいく会社です。
皆さま方の暖かいご支援、ご協力をお願い申し上げます。

技術顧問 大槻 憲章(おおつき のりあき)
私は40年間、公園に携わる仕事をしてきました。
都市計画から設計、建設、管理と一通り経験しましたがいつも新しい「気づき」があり「課題」がありました。
それらが多様なのが、道路や河川など都市の基幹施設の中で、他とは異なる公園の特徴だと思っています。公園は都市の構造物ですが、生きているのです。
それは、公園内に植物や動物、魚、虫といった生きものが生息しているからではありません。それを内包している公園自体が今を生きている生きものなのです。
生きものですから、天気で変わり、季節で変わり、利用する人で変わります。人は時代で変わります。だから、公園に関わっていくのは簡単ではありませんが、面白いのだと思います。