「なりたい公園になる」ということ。

たくさんの公園の可能性の中で、それぞれの公園の「目標」を決めて、「そのための道筋」を示したものが、「公園マネジメントプラン」です。マネジメントプランは、マネジメントの対象や期間、費用、事業推進方法などを示すもので、公園マネジメントはこれに基づいて実施します。

マネジメントフロー

3つの視点公園マネジメントの3つの視点

「目標」を達成するためには、有限な事業資源を効果的に投入していく必要があります。
限られた事業費の中で、適切な管理運営を実施していくことを「事業経営」といいます。事業経営のためには、適切に「もの(施設や環境など)」を管理するために、効率的に「ヒト(組織)」を配置し、計画的に「お金(事業費)」の収支を考える事が重要です。

「もの(管理対象や周辺環境など)」

―”なに”をどうするのか―
たとえば公園では、すべての場所で一様に同じ管理が必要なわけではありません。ゴミの多いところ、雑草の多いところ、利用者の多いところ、それらの状況に応じた柔軟なで効率的な管理が必要です。そのために社会的な状況の変化や現場の状況を的確に把握しておくことも重要です。

「ヒト(組織)」

―”だれ”がどのように―
曜日や季節により業務量や業務内容は変わります。マニュアルどおりの業務もあれば、突発的な判断が必要なことがらもあります。これらの多様な業務に対応するための様々なスキルを有する人材を適材適所に配置することで、管理の効率化を図ることが重要です。

「お金」

―お金の流れ(事業収支構造)―
これまでの公共施設の管理費は実績を重視して行うことが多いようですが、どのようにお金が使われているのか、事業収支を把握し、それぞれの支出が適切であったか評価していくことで無駄をなくすことができます。また、縮小した予算を他の部門に振り替えることで管理の質を向上することができます。

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